こんにちは!擁壁構造計算書のECサイト「StructureBank-工作物」の建築構造用語集 編集部です。今回は「高さ方向の地震層せん断係数の分布係数」とは何かを解説します。
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キラーパルスという言葉
ハウスメーカーのホームページなどを見ていると、たまにキラーパルスという単語を見かけることがあります。
キラーというくらいですから、何か物騒な言葉であることは想像できます。
ですが、いざ質問されるとうまく説明がしづらい言葉です。
辞書によれば…
一般的に、地震の揺れが建物の固有周期に近ければ近いほど、建物は大きく揺れやすい。キラーパルスは、中低層の家屋や木造住宅などが最も被害を受けやすい周期であるとされており、地震の際には最も警戒する必要がある揺れといわれる。(新語時事用語辞典)
・・・読んでイメージできるでしょうか。つまり、ブルブルと速く振れる地震と、ゆったりとひと振れする地震とでは、建物によってその揺れ方も変わってくる、ということなのです。たとえ地震のひと振れの量が同じだったとしても、です。
StructureBank-工作物について
『Structure Bank工作物』は構造計算が必要とされない擁壁、塀、階段部材などの工作物に対する構造計算書や図面を、オリジナルのECサイトを通じて提供するものです。
サイトには安全性を確認した構造体の構造計算書類が格納されています。
以下の工作物の構造図と構造計算書をサイト上で購入することができます。
ユーザーは構造設計事務所に依頼することなく、必要な構造計算書類を購入することができます。
・高さ2mまでのL型擁壁(1階~3階建ての木造住宅を設置可能)
・高さ2mまでの逆T型擁壁(平屋建ての木造住宅を設置可能)
・高さ2mまでのコンクリート塀
・鉄骨階段の踏板
利用できる構造計算書類の総数は120点を超えており、様々な状況下における工作物のパターンを網羅しています。
無料会員登録後、すべての商品をクレジットカードにて購入可能です。
擁壁どうしようか?と悩んでいる時間を0にします。ぜひともご利用ください!