こんにちは!擁壁構造計算書のECサイト「StructureBank-工作物」の建築構造用語集 編集部です。今回は「高さ方向の地震層せん断係数の分布係数」とは何かを解説します。
建築設計業界は歴史のある企業や、経験に裏打ちされた技術の積み重ねがある分、それらが暗黙知になってしまっているところがあると思います。
今回は、住宅設計をするにあたってポイントになる「柱をどこに置くか」を解説していきます。
柱の間隔は【4m以下】を目安にする
戸建て住宅であれば、LDKは出来るだけ広い空間にしたいものです。
一般的な木造の在来工法で建築する場合、目安にすべき空間の限度は、4m×4mです。
梁の架構にもよりますが、必ず一辺の柱間隔は4m以下にすることがベターです。
大きく2分割するように配置する
多くのプランは真四角ではなく、一部分が欠くような形になっていたり、突出していたりする場合がほとんどです。
その場合、大まかに二つの棟に分割できる位置に柱を配置することが望ましいのです。
詳しい理由は日本建築学会のシンポジウムにて討論発表会の模様に記載されています。
建築職人の現在―木造住宅の設計は誰の責任なのか?
上下階で出来るだけ揃える
上下階で、柱の位置は極力同じ位置に配置することが重要です。
開口部があるため、必ずしもその通りの配置にすることは難しいかもしれませんが、
出来るだけグリッドから外れないように配置しましょう。
StructureBank-工作物について
『Structure Bank工作物』は構造計算が必要とされない擁壁、塀、階段部材などの工作物に対する構造計算書や図面を、オリジナルのECサイトを通じて提供するものです。
サイトには安全性を確認した構造体の構造計算書類が格納されています。
以下の工作物の構造図と構造計算書をサイト上で購入することができます。
ユーザーは構造設計事務所に依頼することなく、必要な構造計算書類を購入することができます。
・高さ2mまでのL型擁壁(1階~3階建ての木造住宅を設置可能)
・高さ2mまでの逆T型擁壁(平屋建ての木造住宅を設置可能)
・高さ2mまでのコンクリート塀
・鉄骨階段の踏板
利用できる構造計算書類の総数は120点を超えており、様々な状況下における工作物のパターンを網羅しています。
無料会員登録後、すべての商品をクレジットカードにて購入可能です。
擁壁どうしようか?と悩んでいる時間を0にします。ぜひともご利用ください!