こんにちは!擁壁構造計算書のECサイト「StructureBank-工作物」の建築構造用語集 編集部です。今回は「高さ方向の地震層せん断係数の分布係数」とは何かを解説します。
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不同沈下とは?
建物などの重量物が原因で地盤が沈む現象のことを地盤沈下と呼びます。
なかでも地盤の沈下量が一様ではなく、不均等に沈むことを不同沈下と呼びます。
不同沈下の原因はさまざまですが、建物を支える地盤の支持層(建物を支えることができる固い地盤)が傾斜していたり、
建物の重心が極端に偏っていたりすることが原因と考えられます。あるいは隣地で工事をしている場合も起こる可能性があります。
不同沈下が起こると、壁や床にひび割れが入ったり、設備配管が損傷してしまうことがあります。
不同沈下を防ぐにはどうすればよいか
不同沈下を防ぐには、十分な地盤調査をして支持層まで基礎を施工します。
支持層が深い場合は杭基礎を計画してしっかりと建物を支える必要があります。
また、ジャッキアップで調整できるようにしておくことも有効な対策です。
StructureBank-工作物について
『Structure Bank工作物』は構造計算が必要とされない擁壁、塀、階段部材などの工作物に対する構造計算書や図面を、オリジナルのECサイトを通じて提供するものです。
サイトには安全性を確認した構造体の構造計算書類が格納されています。
以下の工作物の構造図と構造計算書をサイト上で購入することができます。
ユーザーは構造設計事務所に依頼することなく、必要な構造計算書類を購入することができます。
・高さ2mまでのL型擁壁(1階~3階建ての木造住宅を設置可能)
・高さ2mまでの逆T型擁壁(平屋建ての木造住宅を設置可能)
・高さ2mまでのコンクリート塀
・鉄骨階段の踏板
利用できる構造計算書類の総数は120点を超えており、様々な状況下における工作物のパターンを網羅しています。
無料会員登録後、すべての商品をクレジットカードにて購入可能です。
擁壁どうしようか?と悩んでいる時間を0にします。ぜひともご利用ください!