【便利ツール】インストール必要なし!3DマップツールPLATEUを使ってみよう!

構造設計一級建築士の@mituru0622です!

国土交通省が公開している「PLATEU(プラトー)」というプロジェクトをご紹介します。
なんと、無料で日本全国の建物の3Dモデリングデータを閲覧できる優れもののプロジェクトです。
ややこしいインストールも不要でGoogle chromeやMicrosoft edgeで簡単に閲覧することができます。

「PLATEU」とは??

PLATEAU は、国土交通省が進める 3D都市モデル整備・活用・オープンデータ化 のリーディングプロジェクトである。都市活動のプラットフォームデータとして 3D都市モデルを整備し、 そのユースケースを創出。さらにこれをオープンデータとして公開することで、誰もが自由に都市のデータを引き出し、活用できるようになる。
引用元:国土交通省「PLATEU」トップページより

簡単に言うと誰でもインターネットで、都市のデータを使ってさまざまなことに利用することができます、ということですね。

今まではGoogle mapやGoogleearthがその役割を担ってきましたが、「立体的な地図」という使い方でした。
「PLATEU」の場合は、建物の高さでデータが色分けされたり、建物の構造種別で色分けできたりと様々な見方をすることができます。

使い方のご紹介

まずは、こちらにアクセス!
↓↓↓
https://www.mlit.go.jp/plateau/about/

トップページ上部のメニューからPLATEU VIEWを選択します。

PLATEU VIEWのページからPLATEUを起動します。

起動後、①⇒②の手順で3Dモデルを追加し、選択するとその地域の3Dモデルを表示することができます。

使ってみてわかったこと

3Dモデルを閲覧するだけでも楽しいのですが(笑)、設計業務や不動産業務にも役立ちそうです。

起動しただけだと着色しない普通のモデリングデータですが、、、、左のパラメーターを調整することで、都市の特徴を把握することができます。


上の画像は高さで色分けしたデータです。駅周辺に階数が高い物件が多く、駅と駅の間は住宅街が広まっていることが分かりますね。

こちらは、用途によって色分けした画像です。中央区付近には商業施設が多く海側の方は住宅が広がっている、というのが一目で理解できます。

色別の機能はまだ反映されていない地域もあります。早く日本全国のデータがオープンになればいいですね。


今日は、国土交通省の画期的なプロジェクト「PLATEU」についてご紹介しました。

無料で様々な都市のデータを閲覧・分析することができる便利なツールです。

早速使ってみましょう!!

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