意外と知らない?ロフトの床の組み方

@Koyoarchiです。ご安全に!

 戸建住宅の設計において、デッドスペースの有効利用策として、ロフトを計画しようと思ったことはありませんか?

 荷物の収納スペース的に使えたりして便利なのですが、意外にロフトの床の組み方というのは知られていなかったりします。
そこで今回は構造的な視点からロフトの床の作り方・梁の組み方について紹介していきます!

目次

ロフトの梁について

 ロフトの梁は、床合板を貼るために910mmごとに架けるのがベター。
構造計画にもよりますが、ロフトの床を小屋面の水平剛性を強化する要素として計算に含める場合もあるため、
通常の床と同等の梁材・床合板・根太等の部材が必要になると考えておいたほうが良いでしょう。

注意すべきポイント

 一口にロフトといっても、有効天井高さによってはロフトにならなかったり、あるいは実際には全然使えない天井高になってしまうことも考えられます。
そこでよくあるのが、「ロフトを構成する床梁を通常の軒レベルより下げる」手法です。

例えば2階建ての木造住宅で、通常の軒高が6300mmだったとすれば、ロフトの床梁のレベルだけ6000mmに下げるといった感じでしょうか。
こうすれば、ロフトの床レベル自体を下げることができるため、屋根勾配に合わせて容易に天井高さを調整することができますね。

ただし、ロフトの床梁だけレベルを下げた場合、その床梁の仕口を受ける直交の梁の大きさにも注意が必要です。
300mm下がった120mmの梁せいのロフト床梁を受けるのであれば、もし柱がいない場合、その直交梁は420mmの梁せいが必要になってきます。
こうなると、その420mmの梁の直下の窓サッシが納まるかどうかの確認が必要不可欠ですね。

ロフトが階数扱いになってしまわないか要確認!

 先ほども少し触れましたが、ロフトと見なされるためには階段ではなくはしごとしなければならない…等の要件があります。
せっかく梁の納まりも十分注意してプランを作ったのに、いざ建築確認申請をしてみると、階数扱いになってしまった!という事態を防ぐためにも、
ロフトの計画は念入りに行なっていきましょうね〜

 

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