利用用途は無限大！2D・3Dの構造躯体モデル
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こんにちは！建築構造モデルデータダウンロードサービス「STRUCTUREBANK」の建築構造用語集 編集部です。
建築物の構造設計では、「鉛直荷重」と「水平荷重」の2種類に分けて部材の検討などを行います。
これらの分類は荷重の方向によって分類されていますが、荷重がかかっている期間によっても分類し検討します。
「長期的な荷重」は「長期荷重」、「短期的な荷重」は「短期荷重」と呼びます。
今回は「長期荷重」について解説します。
長期荷重とは？
前述の通り、長期荷重は「部材に長期的に働く荷重」のことを指します。
長期的に働く荷重のことを指すため、力の方向には関係しません。
土圧や水圧なども長期荷重として考えます。
それでは、長期荷重にはどのような荷重があるのでしょうか。
主な長期荷重の種類
主な長期荷重は以下の通りです。
| 荷重の種類 | 荷重の内容 |
|---|---|
| 固定荷重 | 外壁や屋根・床の仕上材、太陽光パネル、パラペットや手すりなど |
| 積載荷重 | 想定される利用者の数、移動する可能性がある家具や什器など |
| 土圧 | 土が水平・鉛直に建物を押す力（土留めや地階を有する場合） |
| 水圧 | 水が水平・鉛直に建物を押す力（土留めや地階を有する場合） |
以上のように代表的な長期荷重を紹介しました。しかし、長期荷重となりうる荷重は状況によって変化します。
例えば（そんなことはあまりないですが）、常時雪が降っている地域では積雪荷重も長期荷重として採用するべきです。
短期荷重との違い
長期荷重と短期荷重では想定される載荷期間が異なります。しかし、当然のことですが短期荷重が載荷されている間も、長期荷重は載荷され続けます。
実際に設計を行う際には、長期荷重のみの場合と長期荷重+短期荷重の場合を検討します。
今回は、長期荷重について解説しました。
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