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こんにちは!建築構造モデルデータダウンロードサービス「STRUCTUREBANK」の建築構造用語集 編集部です。
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不同沈下の定義
そもそも沈下とは建物が地面に沈んでいく現象のことです。
不同沈下は読んで字のごとく「同じではない沈下」という意味です。
建物が均等に沈下していくのではなく、ある部分は沈下しないがある部分は沈下している状態や、ある部分とある部分で沈下の量が異なる場合が不同沈下です。
不同沈下が起こると、建物の様々な個所において損傷が発生します。
外壁がひび割れたり、サッシの開閉が困難になったりします。
また、地震が発生した時に損傷個所が致命的なダメージとなり、建物の倒壊に繋がる可能性があります。
不同沈下の原因
原因は様々なものが考えられますが、一言でまとめると「建物直下の地盤の硬さが場所によって異なるから」です。
地盤の硬さが異なる理由もまた様々です。
- 地層が傾斜していて、もともと地盤の硬さが異なる
- 地盤改良を施工したが、改良箇所に偏りがあり、地盤の硬さが異なる
- 地中の一部に埋設物があり、地盤の硬さが異なる
以上の原因は一例です。
地盤の硬さが異なると不同沈下の原因となり得ます。
どのように防止すればよいのでしょうか。
不同沈下の防止
建物の着工前にしっかりと地盤改良を行うことが大切です。
住宅規模であれば建物四角と建物中心で地盤調査を行い、地層の傾斜について確認しましょう
地層が傾斜していたり、地盤の一部が極端に弱い場合は不同沈下が起きる可能性が高いです。
地盤の硬さが異なることを確認した場合は地盤改良などを施して地盤を均等に強化するようにしましょう。
地盤改良の施工が適切ではない場合も不同沈下を引き起こす原因になります。
不同沈下が起こったら
不同沈下が起こった場合は、大掛かりな工事が必要となる場合があります。
構造設計者や杭メーカーと相談し、対策を講じましょう。
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