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こんにちは!建築構造モデルデータダウンロードサービス「STRUCTUREBANK」の建築構造用語集 編集部です。
地震が発生した時、気になるのがどれくらいの震度だったのか?ということではないでしょうか。
震度は体感のアナログな感覚を数字というデジタルに置き換えたものです。
この記事では震度について解説していきます。
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震度の定義
震度は気象庁が発表している数値で地表や低層建物の一階に設置した震度計による観測値です。
定義からわかるように、震度はある地点での揺れの強さを示したもので、言い換えると地震動の強さを示したもの、と言えます。
地震は地中深くで発生するものであり、表面での揺れを指すものではありません。
表面での揺れは地震動と言われ、震度計によって観測したものを震度と定義しています。
表面の揺れを観測したものなので、表面の土の性質、地形によって大きく左右されます。近い地域でも震度が違うことがあるのはそういう理由からです。
震度別にみる体感の目安
ここで気象庁が発表している震度による体感を見てみましょう。
震度0 | 人は揺れを感じないが、地震計には記録される。 |
震度1 | 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。 |
震度2 | 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます人もいる。 |
震度3 | 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、目を覚ます。 |
震度4 | ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。 |
震度5弱 | 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。 |
震度5強 | 大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。 |
震度6弱 | 立っていることが困難になる。 |
震度6強 | 立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。 固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。 |
震度7 | 立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。 固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶこともある。 |
構造計算と震度
実は建築基準法の構造計算のなかでは「震度」という考え方は存在しません。
建築基準法では地震によって発生する加速度と、加速度によって建物に生じる力を求める方法が定められています。
先にお話しした通り震度は震度計を使用して観測した数値ですが、それは建築基準法で求める「地震の加速度によって建物に生じる力」をあらわすものではありません。
そのような理由から「この建物は震度●●まで耐えることができる」という表現を構造設計者はできないのです。
私(編集部)としてはこのあたりが個人的にもやっとするところで、共通の概念があったほうがいいのではないかなとも
思います。
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