屋根と床の構造用合板

利用用途は無限大!2D・3Dの構造躯体モデル
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こんにちは!建築構造モデルデータダウンロードサービス「STRUCTUREBANK」の建築構造用語集 編集部です。

構造用合板は、木材を薄く削った薄板を張り合わせた合板であり、木材単体に比べて剛性や強度が高く、曲げやねじりにも強いという特徴があります。そのため、建築構造の中で屋根や床に使用されることが多いです。

また、屋根や床の構造用合板は鉛直荷重だけではなく、地震や台風の時に水平力を耐力壁に分配する機能が求められています。

屋根に使う構造用合板

屋根に使う構造用合板は、屋根材や断熱材などの重量に加えて、雪や風などの外部からの荷重に耐える必要があります。

一般的に、2階建て住宅の場合、屋根の荷重は約150kg/m2程度とされています。この荷重に対して必要な強度を確保するために、12mm厚の構造用合板が使用されます。

床と異なり、人が乗るわけではないので、負担する鉛直荷重や水平荷重が小さいため、12㎜の構造用合板が用いられています。

床に使う構造用合板

床に使う構造用合板は、人や家具などの荷重に加えて、歩行時の振動や音の問題も考慮する必要があります。また、床に断熱材や防音材を敷くことが多いため、厚みが必要になります。

そのため、床には24mm厚の構造用合板が使用されることが多いです。

また、現在では根太を用いない根太レス工法が主流となっていますが、それを可能にしたのは24㎜構造用合板が十分な剛性を確保しているからであるとも言えます。

根太を用いた床では12㎜構造用合板が用いられますが、根太のピッチが455を超えると歩行時の振動が無視できなくなってきます。

24㎜構造用合板は構造計算の手法をクリアにするものだといえますね。

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安全性を確認したリアルなモデルであるため、設計実務に利用することも、建築教育に利用することも
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