設計品質を高める「赤黄チェック」とは何のことか

赤黄チェックとは

先日国土交通省の資料を眺めていると、「赤黄チェック」という言葉を見かけました。


[note note_color=”#ffffa9″]「設計成果の品質確保について[/note]」
(国土交通省の資料にリンクします)

このパンフレットによれば赤黄チェックの意味は、

《受注者による確実な照査の実施(中略)…赤黄チェックの防止》

とあります。

つまり「赤黄チェック」の目的とは「設計して終わりじゃなくて、ちゃんと設計内容が間違っていないか、確認もしておく」ということです。

建築業界ではあまり馴染みのない言葉ですが、土木業界では多く目にする言葉のようです。

このチェックのために、橋梁や橋脚などの土木系の設計会社では、設計担当者のほかに、赤黄チェックを担当する照査技術者を配置しています。

2016年度以降、この赤黄チェックは義務付けられていますので、提出義務はありませんが、必ずこのチェックをしなければなりません。

赤黄チェックのやり方

手順について

赤黄チェックというのは読んで字のごとく、
赤色と黄色のペンを使って完成した図面に間違いがないかチェックすることを言います。

例えばきちんと基礎の配筋に誤り・錯誤がないか、
単純な書きミスや表記漏れがないかなどを、計算書や図面、仕様書などとひとつずつ照らし合わせ、確認していきます。

その際、照らし合わせて確認済みの箇所は黄色のペンで文字を塗りつぶし、
間違って入ればさらに赤色のペンで正しい文字・値を書きます。

こうすればチェック漏れそのものをパッと見で確かめることが出来ますし、
修正の必要な箇所も目立つ赤色で書かれているので、修正漏れをなくすことが出来ます。

黄色のペンは、ダーマトグラフがおすすめ!

ちなみに、私の個人的なオススメはダーマトグラフの黄色いペンシル。

ダーマトグラフ | DERMATOGRAPH | 色鉛筆 | 鉛筆・色鉛筆 | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社

このダーマトグラフというのは油性の色鉛筆です。しっかりとした書き味で、図面の線に負けない発色です。

芯がちびてきたときは、芯の周りに巻き付いているコーティングを剥きとり、シュルッと外して新しい芯を出していくのです。

この作業がたまらなく楽しいんです…

 

意外に建築業界ではチェックの方法は統一されていないので、こういった手法を真似していくといいですね。

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