構造コラム

構造コラム第22回「基礎と建物と敷地」

今回は、基礎形式と建物規模と敷地条件のお話です。 ①基礎形式の種類 基礎の種類は大きく二種類の形式に分かれます。 一つが直接基礎(独立基礎,布基礎,ベタ基礎)で、もう一つが杭基礎です。 そして、一つの建物において直接基礎…続きを見る

構造コラム第21回「振動解析への誘い」

構造設計は、数多くの「仮定」のもとに成り立っています。とりわけ地震の力と建物の挙動は、仮定の上に仮定が重なるようにして計算しています。低中層の建物は、過去の地震被害や多くの実験などの実績があり、現行の計算方法が「あながち…続きを見る

構造コラム第20回「建物の『バランス』-剛性率と偏心率-」

みなさんは、建物の『バランス』を考えたことはありますでしょうか。 例えば、木造の建物で告示上の耐力壁の量が足りていても、実際に構造計算をすると建物のバランスが悪いため、想定よりも大きな力が働き、部材が大きくなってしまう場…続きを見る

構造コラム第19回「RC造ラーメンの耐震壁について」

RC造ラーメン架構の耐震要素として、耐震壁があります。 どのようなRC造の壁も耐震壁となるのかと言うと違います。 耐震壁とできる壁の条件は、下記になります。     しかし、実際には採光などの問題で、…続きを見る

構造コラム第18回「コンクリートのせん断ひび割れ」

現在の日本では、建築物の構造体に使われる材料は木・鋼・コンクリートが主流になっています。その中でもコンクリートは、鉄筋コンクリート造はもとより木造や鉄骨造の基礎にも使用され、最も多く使用される構造材料と言えるでしょう。 …続きを見る

構造コラム第17回「ねじれ剛性」

四号建物を設計するとき、仕様規定(建築基準法施行令36条~80条の3)のみを満たしていれば、安全であると判断していませんか。 もちろん満たすことは最低限のルールですが、キチンとした構造計算をした方がよい場合も存在します。…続きを見る

構造コラム第16回「構造設計と各種規基準と地震」

建築基準法及び関連法令で建築物に求められる性能は、極めて稀に起こる地震時に建築物が崩壊しないという性能になります。 要は、大震災時に建物が崩れない様にし、避難ができる状態を確保しましょうと言うことです。 そして、建築基準…続きを見る

構造コラム第15回「弾性と塑性」

この世に存在する物体は、力を加えれば必ず変形します。肉眼ではわからないですが、ダイヤモンドのようなすごく硬い物でも、力を加えれば変形します。 ばねをイメージしてみましょう。 ばねの硬さはいろいろあれど、引っ張ればその分伸…続きを見る

構造コラム第14回「4号特例(平屋or2階建ての木造住宅)の基礎の設計について」

コラム第12回でもご案内したとおり、4号申請の建物でも安全性の確認は必要です。 また、上家については壁量計算や許容応力度計算などで安全性の確認ができることもわかりました。 基礎部分(基礎梁・直接基礎)の安全確認はどうでし…続きを見る

構造コラム第13回「震度と構造計算」

「この建物はどのくらいの震度までもつの?」「震度7に耐えられるようにしてほしい!」 というお言葉をしばしば耳にします。 今回は、震度と構造計算の関係についてご紹介します。 現在気象庁の震度階は「0~4、5弱、5強、6弱、…続きを見る